自然妊娠できるまでの道のり
さて、もうすぐ43歳の私が自然妊娠。
ぽっと簡単にできたわけではありません。
そこそこ大変でまあまあ時間がかかりました。
まずは、時系列でそのお話をさせてください。
ぎゅっと凝縮してできるだけ簡潔に。でも長くなるかも。
結婚は2015年9月。この時点で37歳。
本当は1年前の婚約した時点から子作りを開始したかったけど彼の同意が得られず、
開始したのは結婚の2ヶ月前くらいからでした。
タイミング法だけで1年間妊娠できなかった後からは箇条書きで。
2016年(38歳)
7月:
8月:
- 子宮周辺のUltrasound=超音波検査 ⇒ 卵巣に小さな嚢胞があるが様子見
- 不妊治療クリニックへの交渉が効いて予約が9月に前倒しに!
9月:
- 不妊治療クリニック初診
- タイミング法の傍ら、AMH検査、Sonohysterogram=経膣超音波下通水検査など ⇒ AMH値低い!子宮にでっかいポリープある!
- タイミング法から人工授精、とステップを徐々に上げる余裕はない、さっさとIVF=体外受精せねば!という怒涛の展開に
- 連日の卵胞チェック、血液検査にすでに心折れかける
12月:
- 体外受精にかかる費用に政府の助成金が下りる事になり、できるだけ早い方が良いからとすぐに採卵の準備が始まる
- 卵胞を育てるため腹部への自己注射開始(基本ダンナにお願い)
- 自己負担の注射代(1日分1万円ー6万円)に金銭感覚が麻痺する
- 手塩にかけて育てるも、採卵できたのはたった2個、翌日に2個とも受精確認、その後三日目で6分割・8分割まで分割した状態で凍結
※注射の薬など自己負担合計は50万円以上に!
2017年(39歳)
1月:
- 予定していた子宮のポリープ切除手術が、誰かの緊急手術のために手術室が使えなくなり延期(なんと5月まで!)
※こういうの、カナダあるあるです。
5月:
- 子宮のポリープと卵巣の嚢胞を切除する手術
- その後再度通水検査をして経過確認
7月:
- 移植したかったのに、別件でMRI検査を受けると言ったらNGとなる
9月:
- 「Intralipid Infusion」点滴を受ける
- 待ちに待った移植で2個とも同時に子宮へ戻す
10月:
- 移植後の判定は陰性、魂抜けてクリニック行くのもやめてしまう
その後は、排卵検査薬と体温を頼りに地道にタイミング法。
半ば無理だろうと思いながら、まあでも生理がある限りは可能性はあるというポジティブさも半分は持って。
この辺りで鍼治療に通い始めて、婦人科系器官を整える漢方も服用し始めました。
2018年(40歳)
何も起こらず
2019年(41歳)
8月上旬:
- 生理が来そうで来ない、予定日の1週間後までドキドキ待って妊娠検査薬を試したらまさかの陽性!
- 7週目頃に胎嚢と胎芽、心拍も確認
9月:
- 8週目頃出血し始め、慌てて病院へ行き経膣超音波検査、もう流れ始めていると診断を受ける(本人はもう分かっていた)
その後は、文字通り七転八倒の痛みと大量出血で仕事も2日程休みました。
(週末を挟んでいなければ1週間くらいはお休みしてたかも。)
高齢なので、そう簡単にはいかない、こういう事態もあり得る、と覚悟はしていたけれど、
実際そうなると、如何ともし難いホントに辛い経験でした。
その後は流産の手術を頑なに拒み(子宮内を傷つけたくなかった)、
残留物も全て自然に出てしまうのを待って、hcgがゼロになったのは11月上旬の事。
通水検査も行って、子宮が綺麗になったのを確認しました。
「流産後はホルモンの関係で妊娠しやすいよ」
なんてドクターが言うもんでルンルンしてたんだけど。。
2020年(42歳)
1年経っても何も起こりはしない。
もう年齢的に無理なんだろう、って思ってた矢先。
クリスマスに再度妊娠検査薬が陽性となったのでした!!
諦めどきはいつだろう?
養子を迎えるのにも年齢制限あるんだったら、そっちの計画を進めるべきか…。
3歳下のダンナも40歳になっちゃったし…。
そう悩みながら、でも望みを捨てずに進み続けた1年でした。
今回も同様の事が起こる可能性はあるので、手放しでは喜んでいません。
今はただ、またお腹の中に宿ってくれた命に感謝しています。
前回はたった数週間でも、母親になっていく気持ちを味わえたのは幸せでした。
でももっと続いて、出産までできたら良いな…。
そんな奇跡を待ち続けています。
最後までお読みいただきありがとうございました。