21週目!結果、前置胎盤との事でした。
こんにちは、カナダに住むカナートです。
そこそこ長い妊活の末、自然妊娠で授かったのは42歳終盤の事。
現在43歳。
大事に大事に妊婦生活を送ってます。
canadanoshirokuma43.hatenablog.com
Anatomical Ultrasound後のフォローアップ
21週目に入ってすぐにOB(産科医)とのアポへ行って来ました。
エコーと血液検査がギリギリ前だったため、OBまで結果が届いているか心配でしたが大丈夫でした。
まずは、チビコには何の問題も無いし元気だから大丈夫!との事。
また、改めて「女の子」である事は確定しました!
ただいくつか心配事があるとの事で…。
心配事①: 辺縁前置胎盤らしい
「"Marginal Placenta Previa"っぽいね」と。
もちろんそんな単語知らないので、
「何ですか、それ」と聞いたところ、
「胎盤が子宮の入口を塞ぐような位置にあって、
このまま週数が経っても位置が変わらないようなら帝王切開になるかも」
という事でした。
道理で、胎動を下の方に感じる事が多くてトイレ行きたくなるわけだ!!
と、妙に納得してしまいました 笑。
後で調べたら、"Marginal"って付いているのは「"辺縁"前置胎盤」といって、
前置胎盤の中では軽度の部類らしく、
子宮の入口にかかりかけ、みたいな位置に胎盤があるらしい。
今後子宮が大きくなるにつれて胎盤が入口から遠ざかれば良いけど、
そうならなければ、チビコが出て来るのが大変なのでC-section=帝王切開。。。
「出血があった事ある?」
「ないです」
でも出血の恐れがあるので、
今後は、性交渉はダメ、激しい運動もダメ、との事。
「仕事は何してるの?」
「オフィスワークで今は自宅勤務です」
「それなら良いけど、take it easy (無理しないで)ね!」だそうです。
帝王切開自体は、術後は痛いかもしれないけど、
体力に自信のない私は、正直そうなっても良いかもとは思ってました。
ただ、予期せぬ大量出血とか、そのせいでチビコが危険な状態になるのは困る。。
ウォーキングはゆっくり、坂道は歩かない。
ヨガは子宮に刺激のなさそうなポーズ程度にしておきます。
心配事②: 持病の影響があるかも
話が逸れるので持病については触れてなかったですが、
4年程前から不調に悩まされていて、病院あちこち行って検査を受けて、
"Mixed connective tissue disease"と診断されていました。
膠原病の一種で、人によって症状も様々。
治療法はないので薬で症状を抑えるしかない厄介なやつです。
ざっくりと説明すると、免疫機能が高すぎて、身体に入ってくる菌などの異物を必要以上に攻撃しているイメージ。
免疫機能が常にフル活動してるから身体が疲れてしまうという病気。
風邪とか引かない強い身体なんだけど、強すぎるからしんどいっていう…。
なので、ずっと免疫力を下げる効果のある薬を飲んでいます。
前回の妊娠が分かった時にすぐに担当ドクターに確認して、
「妊娠中に服用しても問題ない」と言われていて、
今回も念のため再確認して、やはり大丈夫との事で服用を続けています。
前置きが長くなったけど、要はこの持病に関わる事がもう一つの心配事。
血液中のRo抗体のせいで、赤ちゃんの心臓のリズムがおかしくなる可能性があるんだそうです。
それは心配です。。。
その日、OBが心音を確認した際には「全然問題なし!」って言われたんだけど、
念のため、専門医に診てもらうように紹介状書くから、という事になりました。
あくまでも可能性の話で、
「エコーの結果からは赤ちゃんは順調だし問題があるようには思えない。念のためだから!」とは言っていました。
出生前スクリーニングNIPTの必要性
これはずっと前から悩んでいた事です。
NIPTというのは任意の血液検査で、赤ちゃんの染色体異常を発見するためのスクリーニングです。
妊婦さんの血液中に含まれるDNAを分析する事で分かるそうです。
通常、500-600ドル程の自費となるそうですが、私の場合は高齢なので政府の補助が出て免除となります。
それくらい、受検する事を推奨されているのでしょうね…。
このテスト結果から分かるのは、
・21トリソミー(ダウン症候群)
・13トリソミー(パトー症候群)
・モノソミー X(ターナー症候群)
・性別
結果がPositive=陽性と出た時の的中率は99%と高く、
Positiveと判定されたら、次の段階である羊水検査を受ける事を勧められます。
この年齢なので、赤ちゃんに何かしらの異常がある可能性もあるでしょう、とはずっと思っています。
ですが、それが分かったからと言ってどうする事もできないし、
それが生まれる前に分かっているからと言って妊娠生活が楽になるわけでもないし、
個人の判断で受けなくて良いならば受けないでおこう、というのが私達夫婦の考えでした。
性別が分かる前は、NIPTで性別も判断できるというので少し興味がありましたが…。
今回のOBとのアポの数週間前に、OBのクリニックから伝言で「NIPTを早く受けるように」と連絡があったので、
何かしら異常がありそうだから受けるよう言われているのか、
それともただ一般的に受ける時期だから受けるよう言われているのか、、
分からなかったので、今回直接OBに聞きました。
すると、
「異常が分かったら、どうかするつもり?」と尋ねられました。
「どうもするつもりはないです」
「それなら受けなくていいよ!」
・・・ならば、受けないです。
どのような結果であっても、
やっと授かった命、しっかりお腹の中で育てて無事に出産して、私達の力の限り育てていきたいと思っています。
最後までお読みいただきありがとうございました。